入江漢方内科クリニックの入江祥史先生によると、昔に比べて現代の人は平熱が低くなっており、低体温の人が増えているそうです。 体温が低くなるとさまざまな体の不調を引き起こすため、注意が必要です。 低体温の原因として主に以下の3つが挙げられます。 ○代謝の低下身体の基礎代謝が低下している場合になりやすいです。 具体的には高齢や栄養状態の悪化、筋肉量の減少などです。 ○内分泌疾患甲状腺、下垂体、副腎など内分泌腺と呼ばれる臓器の機能低下症が低体温の原因になることもあります。
体温が下がると体をどうなるか?
つまり体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
体温が低いと病気になりやすいですか?
低体温になると、冷えによって血流が悪くなり、免疫力が低下するため、病気になりやすいといわれています。 女性を悩ませる冷え性や生理不順も、低体温の人によく見られる症状です。 また、体温が低い人の基礎体温グラフは、低温期が続いて高温期に入らない、もしくは入っても短いことがあります。
なぜ低体温になるのか?
近年、平熱が36℃以下という「低体温」の人が増えています。 極度なダイエット、ストレスや老化などが原因で、熱の産生と放散のバランスが崩れたことによるものです。 そのまま放っておくと様々な病気を発症し、突然死の原因にもなりかねません。
体温はいつはかる?
① 体調が良い日に、起床~朝食前、昼食前、夕食前、就寝前の4回の時間帯の体温を測ります。 ② 飲食後や入浴・運動後は体温が上がるため、必ず食間や食前に測定します。
低体温の原因は何ですか?
具体的には高齢や栄養状態の悪化、筋肉量の減少などです。 甲状腺、下垂体、副腎など内分泌腺と呼ばれる臓器の機能低下症が低体温の原因になることもあります。 具体的には「 甲状腺機能低下症 」「下垂体機能低下症」「副腎機能低下症」といった疾患です。
体温が高いメリットはありますか?
体温が高いメリットはたくさんありますが、体温が低いメリットはないのが悲しいところ… 特に女性は体温が低い人が多く、多少体温が低い分には体の重大な異常というわけではありません。 しかし、 34度台の低体温 だと特に自覚症状はなくても、不安になってしまうもの。 病気が原因なのか? 他に原因があるのか? そこで今回は 体温が34度台の場合に考えられる病気や原因 について見ていきましょう! 2 ■病気でない場合考えられることは? 3 ■体温が34度台の人が急増中? 体温が34度台の場合に、まず考えられるのはどんなことでしょうか? それは・・・ 低体温症は原因となる他の重篤な疾患を抱えている場合が多いです。 そのため、見逃すことのできない症状であると言えます。
寒い日に体温が下がりすぎると低体温症になりますか?
寒い日に体温が下がりすぎると低体温症になるのです。 しかし一方で、日常的に体温が36度よりも低い方(34~35度ぐらい)がいらっしゃいます。
低体温の診断はどのように行われますか?
「低体温」は、深部体温として直腸の温度を測ることで診断します。 直腸温が35℃を下回れば「低体温」と診断されます。 「冷え性」の治療 「冷え性」に対しては、主に漢方薬などによる治療が行われます。