この検査では、若年者(腰椎は20~44歳、大腿骨は20~29歳)の平均骨密度を100%とした場合に、骨密度がどれだけ(何パーセント)あるかを測定します。 このパーセントをYAM値といい、70%以下を骨粗しょう症とします。
骨粗しょう症は何科?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
骨粗鬆症 どれぐらい?
【Q2】骨粗しょう症の患者さんはどれくらいいるの? 日本に骨粗しょう症の患者さんは男性300万人,女性1000万人,合計1300万人ほどおり、40歳以上の男性の約15%,女性の35%が該当すると考えられています。 そして年間約100万人ずつ新しく骨粗しょう症の患者さんは増加しているという報告もあります。
骨 強度 どれくらい?
1kN(=1000N)が約100kgに相当しますので、正常な椎体は600kg、骨粗しょう症の椎体は200kg位の荷重まで耐えることができるというわけです。 「骨粗しょう症でも200kgに耐えられるなら、自分の体重なら骨折はしないな」と思われるかもしれません。
骨粗鬆症は何人に1人?
男女比率では、男性300万人、女性980万人と圧倒的に女性の割合が多くなっています。 日本人で50歳以上の女性の3人に1人は骨粗しょう症になるといわれ、年代別には50代で9人に1人、60代で3人に1人、70代では2人に1人の割合で骨粗しょう症になると言われています。
骨粗鬆症は危険ですか?
危険か危険でないかは、骨の量がどのくらい減った状態で骨折がおこるか、によります。 WHO(世界保健機構)では、1994年に骨粗鬆症の診断基準を決めました。 20~40歳の骨の平均から-2.5SD(標準偏差)以下になったものを骨粗鬆症として、骨折の危険ありとしたものです。
46歳 女性は骨粗しょう症ですか?
(46歳 女性) ご質問の中の70%という数字は、若年成人平均(主に20代、30代の平均値でYAM値ともいいます)の70%ということで、これ以下になると骨粗しょう症の病名がつきます。 46歳で70%は、かなり低い値です。
骨粗鬆症は正常値で診断されますか?
その判定の基準は、骨密度の数値が若年成人平均値の80%以上なら正常値で、70~80%なら骨量減少 (骨減少症)、70%未満なら骨粗鬆症と診断されます。 従って、現在骨密度が87%なら正常値でありますから、直ちに、薬剤の服用はいりません。 たぶん医師は、現在の年齢を考慮して予防的措置から薬剤の服用を勧めたものでしょう。 骨粗鬆症剤にはいろいろ種類があり、それぞれ気がかりな副作用がありますから、事前に知っておくことが大切です。 次のサイトには、現在よく使われる骨粗鬆症剤の効果と複作用が掲載されています。 参考: http://www.richbone.com/kotsusoshosho/basic_chiryo/med.htm#03 1人 がナイス! しています
若年成人平均値の70%は、骨粗しょう症の病名ですか?
ご質問の中の70%という数字は、若年成人平均(主に20代、30代の平均値でYAM値ともいいます)の70%ということで、これ以下になると骨粗しょう症の病名がつきます。 46歳で70%は、かなり低い値です。 もちろん必ず骨折をするわけではありませんが、何の問題もないということありません。