加齢に伴って骨の量は減少します 若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
骨粗鬆症の原因で最も考えられるのはどれか?
65歳という年齢から、閉経と女性ホルモンの減少に伴う骨量の減少が主な原因であると考えられる。
原発性骨粗鬆症の原因はどれか?
骨粗鬆症になる原因によって、「原発性」と「続発性」に分けられます。 原発性は、閉経や加齢によって起こる骨粗鬆症です。 また、妊娠によって起こる骨粗鬆症も含まれます(妊娠後骨粗鬆症)。 原発性骨粗鬆症のなかでも、女性において、女性ホルモンが低下することによって起こる骨粗鬆症を「閉経後骨粗鬆症」といいます。
骨粗鬆症 誰に多い?
【Q3】骨粗しょう症はどんな人がなりやすいの? 生活習慣としてカルシウムを多く含む乳製品や魚類,豆類を摂取しない方,運動習慣がない方,アルコールをたくさん(ビールで1日600mL 以上)飲まれる方,喫煙をされる方は骨折の危険性が高くなると報告されています。
骨粗鬆症になったらどうなる?
骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。 長期間経過をみると、骨折を起こしたときはしばらく激しい痛みがありますが、骨折が治るとともに激しい痛みは消え、慢性的な痛みとなっていきます。
なぜ、骨粗しょう症は副作用があるのですか?
ひとつは、あまり効果がないのに強い副作用があるからです。 骨粗しょう症 は、いわば骨の 生活 習慣 病で骨密度が低下して 骨折 が起きやすくなった状態を「病気」と定義づけたものです。 この病気の第一選択薬になっているのは「ボナ ロン 」「フォサマック」「ベネット」「アクトネル」などのBP製剤(ビスホスホネート/破骨細胞の活動を阻害し、骨の吸収を防ぐ 医薬品 )と呼ばれる種類の薬です。 これらは 処方箋 でよく出される薬ですが、服用して骨密度が上がったという例をあまり知りません。 半年間も服用して 検査 をした結果、骨密度がほとんど上がっていないことが多いのです。
続発性骨粗しょう症にはどのような病気がありますか?
続発性骨粗しょう症には、他の病気の治療に使われる薬が原因となっているものがあります。 中でも注目されているのはステロイド性骨粗しょう症(glucocorticoid-induced osteoporosis: GIO)です。 長期間ステロイド薬を服用している人の30〜50%に骨折がみられるという報告もあります。
骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
骨粗鬆症(骨粗しょう症)とはどんな病気? 骨密度が低下して骨がもろくなることで、骨折をしやすくなる病気のこと を指します。 骨粗鬆症は女性に多くみられる病気で、患者全体に占める女性の割合は8割以上です。
原発性骨粗しょう症とは何ですか?
広く一般に認識されている骨粗しょう症は「原発性骨粗しょう症」と呼ばれるもので、遺伝的な素因に加齢や生活習慣が加わった複合的な原因によって起こります。 一方、これらの要因以外に特定の原因があるものを「続発性骨粗しょう症」といいます。