骨粗しょう症(骨粗鬆症)の治療に使われるビスフォスフォネートやデノスマブ、ビタミン製剤、 . 骨粗しょう症に伴う背中や腰の痛みに対して用いられます。
骨粗鬆症は、骨を固定するための手術が必要ですか?
人間の骨は、容易には骨折しない構造となっています。 ところが、骨粗鬆症にかかると、壁に手をついたり、物を持ち上げるなど、ちょっとしたことで骨折することがあり、その場合には外科的な処置をとる必要があります。 また、転んで大腿部頸部などを折ってしまった場合などは、骨を固定するための手術が必要になります。 しかし、骨粗鬆症自体は薬や食事療法、運動療法などで治療が可能な病気です。 治療中は転ばないように杖を使ったり、家の中でもなるべく段差を少なくして、手すりをつけるなどの工夫をして骨折を防げば、手術をすることはありません。 86歳の祖母が腰痛のため、病院に行ったところ「骨粗鬆症にともなう痛み」と診断され、痛み止めを処方されました。
骨粗鬆症による脊椎骨折はありますか?
まず病状から推測して、骨粗鬆症による慢性的な腰痛に加えて新しく骨折が起こり、激しい痛みが生じたと考えられます。 骨粗鬆症による脊椎骨折は骨量の低下とともに増加し、5個以上の脊椎が骨折することも珍しくありません。 骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。
日本骨代謝学会が定めた骨粗鬆症はどれですか?
日本骨代謝学会が定めた評価法では、若年平均値(20~44歳の平均骨量)の70%未満が骨粗鬆症となります。 診療の現場では、50~60%の方をよく見かけますし、ときには40%代の方もいらっしゃいます。
母様の骨粗鬆症の診断を受けるのが良いと思いますか?
お母様の場合にはX線撮影、骨密度測定により骨粗鬆症の正確な診断をし、薬物投与を受けながら、ドクターから運動指導をお受けになるのが良いと思います。 くしゃみがきっかけで、乳房下部に痛みが走るようになりました。 整形外科の診断で、骨粗鬆症がかなり進んでおり、X線には写らないが、骨にヒビが入って痛むのだろうとのことで、湿布貼付を続けています。