一般的に、平熱が35℃台の人は「低体温」といわれています。 低体温は病気ではありませんが、放っておくと冷え性や生理不順など、さまざまな不調につながる可能性があります。 基礎体温を測ったときに、低温期が35℃台、高温期に入っても36℃台前半の場合は、低体温といえます。
体温が低い 何度から?
深部体温35度以下が低体温症 35~32度は低体温症の軽症、32~28度は中等症、28~20度は重症とみなされます。
低体温 死ぬ 何度?
体温が低くなるほど、死亡のリスクは増大します。 体温が31℃を下回ると死に至るおそれがありますが、死亡例の大半は体温が28℃を下回った場合です。
低温期 何度がいい?
ちなみに女性の基礎体温は、低温期が36.5℃以上、高温期は37℃前後あるのが理想です。 体内の酵素や免疫活性が最も効率的に働くのが38℃前後。 つまり血液の温度を38℃前後に維持することが予防医学の観点から重要になります。
平熱が低いとどうなる?
体温が下がると酵素の働きが弱まり、消化機能が低下したり、思考力が鈍くなるなどの症状が現れ、体全体の機能が下がります。 また、免疫力も落ちるため、異物を体外に吐き出す力が低下し、アレルギーや病気になりやすくなるのです。