帝王切開では、おなかの切り方が二種類あります。 おへその下を垂直に切るのが「縦切開」、水平に切るのが「横切開」です。 最初に腹壁を10~15cm切開し、次に子宮を切開します。 緊急帝王切開のように1秒でも早く赤ちゃんをおなかの外に出してあげなくてはいけないときには、縦切開になる場合が多いようです。
帝王切開の切るのは何センチ?
傷の大きさは、縦切開だと4~10cm、横切開だと10cm前後。 おなかの筋肉は繊維が縦に走っているため、縦切開は出血が少なく傷が治りやすいというメリットがあります。 そして横切開は、傷跡が目立ちにくい位置にあるというメリットがあります。
帝王切開はなんでだめ?
帝王切開のリスク 帝王切開は開腹手術ですので、血栓症や術後癒着など手術に伴うリスクがあります。 特に、妊娠中は血栓ができやすい状態となっていることに加えて手術によっても血栓ができやすくなるため、血栓症形成のリスクは高いと考えられています。
帝王切開はお腹のどこを切るの?
帝王切開には、お腹の中央を縦に切る「縦切開」とお腹の下部を横に切る「横切開」の2種類の方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。 腹部の筋肉や腱が縦に走っているので、縦切開の方が自然で出血も少ないのですが、傷跡がどうしても目立ちます。
帝王切開 麻酔はどれくらいで切れる?
麻酔の効果が現れるまでの時間は麻酔薬を注入してからすぐに効果があり、麻酔の持続時間は2~3時間程度です。 術後3~5時間もすれば麻酔は切れて感覚が戻ります。 一方、硬膜外麻酔では背骨にある硬膜外腔という場所に直径1mmぐらいの細くて柔らかい管を入れそこから薬を注入します。