帝王切開には、お腹の中央を縦に切る「縦切開」とお腹の下部を横に切る「横切開」の2種類の方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。 腹部の筋肉や腱が縦に走っているので、縦切開の方が自然で出血も少ないのですが、傷跡がどうしても目立ちます。
帝王切開の切る場所は?
帝王切開では、おなかの切り方が二種類あります。 おへその下を垂直に切るのが「縦切開」、水平に切るのが「横切開」です。 最初に腹壁を10~15cm切開し、次に子宮を切開します。 緊急帝王切開のように1秒でも早く赤ちゃんをおなかの外に出してあげなくてはいけないときには、縦切開になる場合が多いようです。
帝王切開の楽な姿勢は?
痛みを和らげる楽な姿勢は人によって様々ですが、抱き枕を抱えて横になるのがお勧めです。 子宮を少し圧迫すると、子宮収縮の痛みが和らぐこともあるようです。 帝王切開の痛みを和らげるのに体を温めることは効果的です。 腹巻やカイロを使っておなかを温めるようにしましょう。
帝王切開の切開方法は?
手術1麻酔をします。 脊椎麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔などがあります。2下腹部の皮ふを横か縦に切開します。3子宮を切開して赤ちゃんを取り出します。4子宮を縫い合わせます。 お腹の傷は、手術用の縫合糸やステープラー、接着剤などを使って閉じます。5回復室に移動し、経過をチェックします。