乾電池やニッケル水素電池は、電池の中に入っている材料の化学反応によって電気を作りだします。 化学電池は電池を使用しなくても、放置しているだけでも少しずつ化学反応が起こり、電気が減(へ)っていきます。 これを「自己放電」といいます。 化学反応は温度に比例します。
バッテリーの放電って何?
電池から電気を取り出すのが放電です。 一般的な一次電池および二次電池内では、電気化学反応が起こっており、それによって電子が放出されます。
過放電 なぜ?
※過放電とは、電池の容量が少ないときに、さらに電力を出力させようとしている状態です。 タブレットが電池残量ゼロを表示している状態で、さらに使い続けた場合に過放電になります。 充電をする環境の温度により、バッテリーの劣化も関係します。 過度に温度が高い場所や低い場所での充電は避けましょう。
電池はなぜ減るのか?
電池がなくなるということは、電気を外部へ取り出していくことによって、電池の中で電気を起しているプラス極の材料とマイナス極の材料それぞれの化学変化が終了することです。 化学変化が終了することによって電気が起こせなくなります。 一次電池の場合は、材料の化学変化が終われば使えなくなります。
乾電池 過放電 なぜ?
過放電は、機器を作動させることができない電圧(電池が無くなりかけている)のまま、乾電池を機器の中に放置した際に、乾電池内に水素が急速に発生し、内圧上昇による破裂を防ぐため、安全弁が開き、水素と一緒に内液が一緒に放出され、液漏れとなります。 ②電池を逆向きに設置した場合にも発生する場合があります。