首や鎖骨の下、足の付け根などを走る太い静脈にカテーテルを挿入し、その先端を心臓付近まで進め、そこに必要な製剤を注入する方法です。 これを「中心静脈栄養」と呼びます(腕の細い血管から長いカテーテルを心臓付近まで進める方法もあります)。 体内を走る血管を木にたとえれば、「末梢=枝」「中心=幹」のイメージです。 25 мар. 2020 г.
静脈栄養 どこから?
静脈栄養には、腕などの末梢(まっしょう)静脈から投与する「末梢静脈栄養(PPN)」と、心臓に近い太い血管である中心静脈から投与する 「中心静脈栄養(TPN)」があります。 食事ができない期間が1週間~10日までの場合はPPNが行われ、それ以上の長期間にわたると予想される場合はTPNが選択されます。
中心静脈栄養 どこに入れる?
投与ルートとなるカテーテルは、一般的に鎖骨下静脈から挿入し、先端部を上大静脈(中心静脈)に留置します。 上大静脈は心臓に近い太い血管で、血液量が多くて血流も速いため、糖濃度の高い輸液も投与できます。
経鼻栄養 胃ろう どっち?
食事による栄養摂取が困難になった場合、それが一時的なら経鼻経管栄養が、長期に及ぶなら胃ろうや腸ろうが導入されるのが一般的です。 経鼻経管栄養と胃ろう・腸ろうを比較した場合、後者のほうが抜去のトラブルの可能性が低いこともあって、入居できる介護施設の数は増えます。
点滴ってどこに打つの?
点滴はどこに打ちますか 一般的には腕の静脈内に注射針を挿入します。 これは末梢静脈(まっしょうじょうみゃく)点滴と呼ばれ、30分から数時間程度と比較的短い時間で終了する点滴です。 これに対してカテーテルという医療用チューブを太い血管内に留置して行う投与方法があります。