小学校高学年から中学校には下顎の成長スパートが始まり、思春期が終わるぐらいまで下顎骨が成長すると言われています。 つまり、思春期の始まりが遅い男性の方が女性に比べ下顎骨の成長期間が長くなる傾向があります。 また、下顎骨は20歳ぐらいまで成長が続くこともあります。
上顎骨の成長 いつまで?
図を見ると、上顎の成長は、下顎より先に起こります。 しかも、上顎の成長のピークは5歳です。 そして、10歳にはほぼ完了してしまいます。
歯並び 成長 いつまで?
そして、大人の歯は六歳頃から生え始め、12~13歳頃には永久歯が生えそろいます。 そうなった後、さらに思春期以降まで、上顎骨や下顎骨の成長が続き、継続的に歯の位置は変化して行きます。 そして、成人に達し、生涯が閉じるまで、歯は僅かずつ伸び、僅かずつ前へ前へと動いて行きます。
顎の手術 いくら?
顎変形症の治療は、矯正+入院手術に健康保険が適用されます。 一般的な自己負担額(3割)は術前後の矯正歯科治療が20~30万、高額療養費制度利用にて入院手術が1回目約24~33万円、2回目(抜釘その他)7~11万円かかります。 1回目入院は個室料が含まれます。