二度寝をしてしまうと、1日の始まりである朝の生活リズムを整えることができず、ぼーっとした状態で過ごす時間が増えてしまったり、朝から脳にストレスがかかり、疲れとともに1日を過ごすことが多くなります。 二度寝をしてしまうと単純に睡眠リズムが乱れるだけではなく生活リズム全体をも乱す結果につながってしまうのです。
二度寝してしまうのはなぜ?
就寝したのに、夜中に何度か目が覚めてしまうことを中途覚醒と言います。 夜中に起きてしまうと睡眠の質が低下し、翌朝の倦怠感や二度寝に繋がります。 人間は加齢とともに睡眠に関するドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の分泌量が減り、眠りが浅くなっていきます。 そのため高齢者では中途覚醒をすることが多くなります。
なぜ寝坊してしまうのか?
生活習慣による寝坊の原因のほとんどは睡眠不足です。 ついつい夜更かしをしてしまうことで、睡眠不足が溜まり睡眠負債になってしまいます。 そもそも寝坊が常態化しないように、睡眠不足を溜めないような生活を送ることが重要です。
2度寝 何時間?
二度寝は5~10分の短時間で ただし間違ってもここから1~2時間の長時間の二度寝はしないことです。 再び深い眠りの「ノンレム睡眠」に入っていってしまい起きられなくなるばかりかそもそも『大遅刻』になってしまいますから!
2度寝 気持ちいい なぜ?
だから二度寝と は「浅い睡眠」なのです。 二度寝しているときでも、 通常の睡眠と同じように視覚や聴覚 は周囲から遮断されますが、 その程 度が浅くなります。 そうすると、体 は宙を浮いたような感じになり、 そ れが快感をもたらすのです。
寝起きはなぜ眠いのか?
体内時計のマスタークロックは脳の視床下部の視交叉上核というところにあり、光刺激とメラトニンと呼ばれるホルモンが連動して睡眠と覚醒をコントロールしています。 夜暗くなると松果体というところからメラトニンが分泌されて眠くなり、朝、光を浴びるとメラトニンの血中濃度が下がり、活動に向いた交感神経が優勢な状態に切り替わるのです。
二度寝 昼寝 どっち?
二度寝の場合は、いったん起きてしまったときに意識があまりはっきりしていない場合が多いため、「寝られる時間」を強く意識できず、結果的に起きられないことも多いのですが、昼寝の場合は、「15分だけ寝よう」などと強く意識してから寝に入るため、すっきり早く起きられます。
二度寝 どのくらい?
幸せに起きるための二度寝のルール しかし、いくら二度寝が心身によい影響を及ぼすからといって、何時間も二度寝をしてはいけない。 抗ストレスホルモン「コルチゾール」を最大限に分泌させ、かつ毎日の生活に影響のない程度の二度寝をするには、「二度寝は5分、一度だけ」というルールを守ることが重要になる。