喫煙者の非喫煙者に対する肺がんの相対リスクは、日本人では4倍程度なのに対し、欧米人では10倍以上です。
喫煙 肺がん 何倍?
たばこを吸うと肺がんにかかるリスクが、男性は約4.8倍、女性は約3.9倍に増加します。 喫煙年数や喫煙本数が多いほどリスクが高くなり、禁煙を続けるほどリスクは徐々に低下していきます。 また、受動喫煙※によっても、肺がんのリスクは約1.3倍に増加します。 非喫煙者でも肺がんの原因として決して見過ごすことは出来ません。
たばこ肺がん どれくらい?
たばこを吸わない人、やめた人、吸う人別に、その 後平均7.8年間の肺がん発生率を比べたところ、たばこを吸う人での肺がん発生率は、吸わない人に比べて、男性で は4.5倍、女性では4.2倍に高くなっていました。 また、やめた人は吸わない人に比べて、男性では2.2倍、女性では 3.7倍に高くなっていました。
喫煙 リスク 何倍?
喫煙者は、非喫煙者に比べて虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症等)の死亡の危険性が1.7倍高くなるという報告があります。 また、脳卒中についても喫煙者は、非喫煙者に比べて危険性が1.7倍高くなるという報告があります。 喫煙により空気の通り道である気道や肺自体へ影響を及ぼすことが知られています。
タバコ 癌 何倍?
死亡原因ごとにみると、たばこを吸う人の死亡率は、がん(男性 1.6倍、女性1.8倍)、心臓病や脳卒中などの循環器疾患(男性1.4倍、女性2.7倍)、その他の死因(男性1.6倍、 女性1.4倍)のいずれでも高くなっていました(下図)。