胸水には、主に胸膜の炎症や癌などによる滲出性(しんしゅつせい)胸水と非炎症性の漏出性(ろうしゅつせい)胸水の2種類あります。 滲出性胸水の原因としては、感染(細菌、結核など)、肺がんや胸膜に発生する悪性中皮腫といった腫瘍、関節リウマチなどの膠原病などによる胸膜炎があります。 3 февр. 2017 г.
肺に水が溜まるのは何の病気ですか?
肺水腫とは? 液体が肺胞内に貯留することで、低酸素状態を引き起こす 肺水腫とはあらゆる原因で肺胞(肺で酸素と二酸化炭素のガス交換を行う器官)に液体成分が貯留し、肺胞内で酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできず、低酸素状態となり呼吸困難を起こす病気です。
肺に水が溜まる どうなる?
肺水腫の主な症状は呼吸困難です。 仰向けになると息苦しくなるため起き上がって座りたくなったり、夜中に突然息苦しくて目が覚めたりします。 また、のどの奥でゼーゼーという音がしたり、ピンク色の泡のようなたんが出ることがあります。 進行すると皮膚や口唇は紫色になり、冷や汗をかいて血圧が下がり意識状態が悪くなることもあります。
肺に水がたまる 何科?
早急に大学病院、市民病院などの呼吸器内科を受診した方が良いと考えます。 ご質問の「肺に水が溜まっている」との情報だけでは何が原因でそのような状態となっているかは判断できません。
肺の水はどこに溜まる?
胸水は胸膜腔に溜まる 胸水は、臓側胸膜と壁側胸膜の間に溜まります。 臓側胸膜と壁側胸膜の間の空間は、胸膜腔と呼ばれており、胸水の貯留が生じるのはこの場所です。 なお、正常なヒトでも、胸膜腔には少量の胸水(約10mL~20mL)が存在します。