人間の心臓は、左心室・左心房・右心室・右心房の4つの部屋に分かれており、それぞれの間にドアのように働く「弁」があります。 心臓弁膜症とは、弁が加齢・感染症・外傷・先天的(生まれつき)などの問題によって正常に機能しなくなることで、心臓のポンプ機能に様々な支障をきたした状態を言います。 21 сент. 2021 г.
心臓弁膜症はどんな病気?
心臓弁膜症は、さまざまな原因によってこの弁が正常に働かなくなってしまっている状態です。 弁が機能不全を起こす原因には、加齢、感染、外傷、そして先天的な問題などがあります。 心臓弁膜症はどの弁にも起こりますが、大動脈弁と僧房弁とで95%以上を占めるとされています。
心臓弁膜症は何科?
また、健康診断で心雑音を指摘されることがきっかけで、心臓弁膜症が発覚する場合もあります。 65歳を過ぎたら、定期的に心臓の検査を行い、早めに病気を発見できるよう気をつけましょう。 一般的に心臓弁膜症の検査は、循環器科で行われます。
心臓はどんな形?
心臓は、にぎりこぶしくらいの大きさで、左下(下図では向かって右下)が少し突き出たような、卵形に近い形をしています。 こちらのコラムでも話した通り、胸の中央に位置していますが、突き出た部分はやや左前方になります。 重さは成人で200~250gほどです。
弁膜症 心不全 なぜ?
僧帽弁の閉まりが悪く、左心室から左心房に血液が逆流してしまうために起こるもので、逆流の程度が進むと心房細動などの不整脈が起きたり、肺うっ血、心不全などの症状が悪化します。