肺炎球菌性疾患は肺炎球菌による病気です。 人から人へとうつります。 多くの人は、肺炎球菌を持っていても、症状がない状態で通常に暮らしています。
肺炎は人にうつりますか?
肺炎は人にうつるのですか。 肺炎で最も多い原因菌は肺炎球菌によるもので、もともと自分の口や鼻に常在している肺炎球菌が、かぜをひいたときや抵抗力が落ちたときに、たまたま肺の中に落ち込んで、肺炎を起こします。 従って、この菌が人にうつって、すぐに肺炎を起こすことはありません。
肺炎球菌の内服抗生剤は?
治療 ほとんどの肺炎球菌感染症の治療には、ペニシリン(またはアンピシリンやアモキシシリンなどの類似薬)が使用されます。 通常は内服薬として使用されますが、重症の場合は静脈内投与も行われることがあります。 ペニシリンに対する耐性をもつ肺炎球菌が増加しつつあります。
肺炎球菌 どこから侵入?
肺炎球菌は、のどの奥や鼻に存在する菌(常在菌)で、咳、くしゃみなどにより飛沫感染します。 乳幼児期には、保育園などの集団生活で感染したり、さらに兄弟間で感染したりします。
肺炎球菌の抗生物質は?
感染した場合、通常はペニシリン(もしくはアンピシリンやアモキシシリンなどの類似薬)、またセフトリアキソン、セフォタキシム、フルオロキノロンやバンコマイシンなどによる抗生物質での治療が有効です。