肺がんの主な症状は、風邪や肺炎、気管支炎など一般的な呼吸器の病気にみられる、咳や痰、発熱、動悸、胸の痛み(胸痛)、息苦しさ(呼吸困難)などです。 食欲不振や体重減少がみられることもあります。 「この症状があれば肺がん」といえるような、特徴的な症状はありません。 30 окт. 2020 г.
肺がん いつから?
肺がんとは 60歳~70歳での発症がピーク 肺がんを発症する年齢は、60歳~70歳がピークです。 しかし、高齢化により、80歳を超えてから肺がんが見つかる方も増加傾向にあります。 患者さんの男女比は、約2対1で、男性のほうが多くなっています。 また、肺がんは死亡率の高い疾患の1つです。
肺がんになるとどうなるのか?
肺がんの症状 肺がんに特有の症状というものはありません。 呼吸器に関係する症状(咳、痰、血痰、胸の痛み、息切れ、声のかすれなど)のほか、呼吸器以外の症状(肩の痛みや凝り、しゃっくりなど)が現れることもあります。 また、転移した場所の症状が呼吸器に関係する症状よりも先に現れる場合もあります。
肺がんはどうやってわかる?
胸部エックス線検査や胸部CT検査などで肺がんが疑われた場合は、本当にがんかどうか調べる確定診断のために、肺のかげの部分の組織を直接とって調べます。 確定診断には、「気管支鏡検査」、「CTガイド下生検」、「胸腔鏡(きょうくうきょう)検査」など、いくつかの方法があります。
肺がんはどこが痛くなる?
がんが、胸膜や胸壁に浸潤した場合には「胸や背中の痛み」がみられます。 肺の上の方にがんが発生した場合には「肩の痛み」や「うでのしびれ」がみられることもあります。 胸膜にがんがこぼれ落ちて(「播種」といいます。) がん性胸膜炎により胸水が貯まると、「咳」、「息切れ」や「呼吸困難」がみられます。