分娩第2期(娩出期)において陣痛が増強すると、胎児がさらに下降して児頭は陣痛間欠期でも後退しなくなる。 この状態を発露という。
分娩経過 発露 いつ?
発露は陣痛間欠期にも陰裂間に児頭が見えたままになる現象で、第2期に起こる。 排臨は陣痛発作時に陰裂間に児頭が見えて陣痛間欠期には見えなくなる現象で、第2期に起こる。 胎盤の娩出は第3期に起こる。
発露 分娩何期?
分娩第2期はどれか。 陣痛開始から子宮口全開大までが分娩第1期である。 陣痛発作時には陰裂間に児頭が見え、陣痛の間欠期には見えなくなる状態を排臨、陣痛の間欠期にも児頭が見えている状態を発露という。 どちらも分娩第2期に起こる現象であるが、分娩第2期の始まりと終わりではない。
排臨 発露 第何期?
陣痛の開始から子宮口が全開大するまでを、分娩第1期という。 排臨から発露までは分娩第2期の間に観察されるが、分娩第2期を指すものではない. 子宮口が全開大してから胎児が娩出されるまでを、分娩第2期という。
分娩経過図(パルトグラム)に記録される情報はどれか?
パルトグラムは分娩経過の観察,予測と診断,母児の管理,分娩の結果の記録という点を重視して記録しており,一般的には,陣痛の間隔,児心音の状態,内診所見など分娩の進行状況が一目でわかるようなグラフ形式のものが多い。