子宮口全開大から胎児娩出までが分娩第2期である。
分娩の開始と判断されるのはどれか?
分娩開始は、陣痛が10分おきに規則正しく起こるか、1時間に6回の陣痛が起こった時点である。
分娩開始の基準は?
子宮の収縮が、規則的に1時間に6回以上(間隔が 10 分以内)になると「陣痛」といい、そ の時点から分娩開始になります。
排臨 いつ?
分娩第2期に入って、ママの陣痛が強くなり、発作と間欠を繰り返しているときに、赤ちゃんの頭が陣痛発作時に腟口から見えるようになります。 これが「排臨(はいりん)」という状態です。
分娩所要時間はどれか?
陣痛が始まってから、胎盤を娩出するまでの時間 分娩所要時間(お産にかかった時間)は、本格的な陣痛が始まった第1期から、胎盤娩出までの第3期までの合計時間をさします。 初産婦で、30時間未満、経産婦(2人目以上を出産する人)で、15時間未満を「正常分娩」といいます。