かぜの症状は感染後1~3日で現れます。 最初に現れる症状は多くの場合、のどのいがらっぽさや痛み、または鼻の不快感です。 その後くしゃみが出始め、鼻水が出て、少し体調が悪いと感じます。 発熱がみられることはあまりありませんが、かぜのひき始めに軽度の発熱がみられることもあります。
風邪のウィルスはどこからくるの?
風邪(かぜ)とは、上気道(鼻やのど)が微生物に感染することによって起こります。 原因微生物の約90% はウイルスが占めており、残りの約10%は細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどウイルス以外による感染です。
風邪はどうやってうつる?
時季を問わずかかります。 かぜをひいた人が、ウイルスのついた手で物に触れると、そこにウイルスが付着し、別の人がその場所に接触してウイルスに感染するのです。 かぜは、主にこうした接触感染でうつりますが、空気中に飛んだウイルスから飛沫感染する場合もあります。
風邪は何時間でうつる?
症状が出てから最初の2〜4日は人にうつりやすいとされます。 人にうつるのは手もしくは口からうつることがほとんどです。 風邪を引いている人が鼻などを触ると、ウィルスは手につきます。 すると数時間は皮膚にとどまり人に感染する恐れがあります。
風邪 何のウイルス?
かぜ症状群の原因微生物は、80~90%がウイルスといわれています。 主な原因ウイルスとしては、ライノウイルス、コロナウイルスが多く、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが続きます。 ウイルス以外では、一般細菌、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミドフィラなど特殊な細菌も原因となります。