風邪は原因となるウイルスなどが鼻やのどの粘膜に付着(感染)することで始まります。 鼻の粘膜にウイルスが感染すると、ウイルスと戦い排除するために免疫細胞が活性化してサイトカインという炎症物質を放出します。 この炎症物質が鼻の粘膜で炎症を起こすことで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの鼻症状が起こるのです。
どうして鼻水が出るのか?
実は、鼻水は体を守るために大切な 働きをしています。 鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。
サラサラの鼻水 なぜ?
水っぽいサラサラした鼻水の主な原因には、風邪やアレルギー性鼻炎、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)などが挙げられます。 いずれも他の症状を伴いますので、受診の際にはそのことも伝えるようにしましょう。
鼻水が止まらないのはなぜ?
発熱がなく、くしゃみと鼻水、そして鼻づまりなどがいつまでも続くような場合は、アレルギーが原因である可能性があります。 これらの症状は、アレルギー性鼻炎の3主徴といわれており、最近アレルギー性鼻炎を患う患者さんがとても増えています。
鼻水が止まらないときはどうすればいいですか?
鼻水が止まらない時にすぐできるセルフケア1鼻を温める 電子レンジなどで温めた蒸しタオルを鼻の付け根にあてると鼻の血行改善と蒸気により鼻水症状の改善効果が期待できます。 ... 2体を温める ... 3部屋を加湿する ... 4鼻水を吸い取る ... 5マスクを使用する ... 6正しい鼻のかみ方 ... 7間違った鼻のかみ方