後鼻漏の原因、発症から治療開始までの期間により異なります。 発症から1ヶ月以内では、一度の治療だけで治癒することもあります。 慢性上咽頭炎と診断された場合の治療(Bスポット療法)は、通常週に1~2回ペースの治療を10~15回程度を目安に行っています。
何故 後鼻漏になるのか?
●後鼻漏の原因① 鼻粘膜の分泌細胞の増殖や機能亢進による② 鼻粘膜分泌細胞の粘液線毛運動の機能低下による③ 粘性の強い鼻汁が増加する④ 後鼻腔から上咽頭の知覚過敏などが挙げられます。
後鼻漏を治すにはどうしたらいいか?
A:薬物療法 急性の副鼻腔炎では抗菌力の強い抗生剤で比較的速やかに後鼻漏が改善する場合が多いです。 副鼻腔炎が3ヶ月以上も続く慢性副鼻腔炎になるとマクロライド系の抗生剤を少量で数カ月服用する治療法が一般的です。 少量ですので長期間の服用でも副作用は起こりにくいとされています。
鼻水 何リットル出る?
鼻水は、健康な人でも1日に2~6リットルが作られ、その約3割(0.6~2リットル)は鼻の後方からのどに流れ落ち、本人が知らないうちに無意識に飲み込んでいると言われています。 これが後鼻漏(こうびろう)です。 ですから、後鼻漏があること自体は病気ではありません。 後鼻漏は、健康な方でも生じている生理的なものなのです。
鼻をすする どうなる?
鼻水には細菌やウイルスを外に洗い流すという役割があります。 鼻すすりすると、せっかく鼻水がからめとってくれた細菌やウイルスがのどに流れてしまい、のどが炎症してしまうことがあります。 また、鼻すすりは急性中耳炎や浸出性中耳炎の原因にもなります。