運動によって、 体の適応を効果的に引きだす意図的な行為がトレーニングであり、体に生じる機能的および形態的変化がトレーニング効果です。 体力トレーニングには、健康を保持増進させる目的でおこなわれるものと、 スポーツにおける競技力を向上させる目的でおこなわれるものとがあります。
なぜ人は運動をするのか?
運動の具体的な効果は以下が挙げられます。 体力や持久力がつき、身体活動を行いやすくなること。 生活習慣病の予防。 ストレッチングや筋力トレーニングによって、身体の柔軟性が高まり筋力・筋肉量が増え、膝痛や腰痛などの運動器疾患によるトラブルが改善する可能性が高まること。
筋トレ なぜ続ける?
筋トレを継続すると筋肉量が増えます。 そして、それにともなって向上するのが基礎代謝量です。 じっとしていたり眠っているときなども、体内では生命活動を維持するために必要な心拍・呼吸・体温維持などが行われています。 基礎代謝はこの活動で消費される必要最低限のエネルギーのことです。
トレーニングによってなぜ身体が変わるのか?
トレーニングで筋肉量が増えることで、基礎代謝量がアップします。 基礎代謝が上がるとエネルギーを使って脂肪を燃焼しやすい体になるため、痩せやすい体質になるだけでなく、肌がキレイになるなど美容面にもよい影響があります。
運動するとなぜ体力がつくのか?
筋持久力のトレーニングを継続すると、筋肉の毛細血管が発達し、筋肉を流れる血液量(筋血流量)が増加する。 このような変化が起こると、筋肉により多くの酸素がとり込まれるようになり、運動の継続に必要なエネルギーがより多く生み出されます。