乾電池をそのまま飲み込んだ場合、ほぼ無症状で40~72時間後に排泄されます。 もし1か所に留まり壊れてくると、潰瘍や消化管穿孔をおこす可能性があります。 食道内にとどまると圧迫による組織の腐食をおこすおそれがあります。
乾電池 誤飲 どうなる?
また、飲み込んだボタン電池が胃に達すると、酸性の胃液によって電池が腐食し、中身(電解液)が漏れ出す可能性があります。 アルカリマンガン電池などでは、中身のアルカリ性物質が漏れて胃などの内壁を損傷する危険があります。
電池飲むとどうなる?
電池が体内に入ると胃酸などの消化液で外装が壊れ、中からタンパク質を溶かす性質のあるアルカリ性の物質が出るなどする。 また、電気分解により、マイナス極である電池の外側にアルカリ性の液体もできる。 その結果、潰瘍になったり消化器の壁に穴を開けるなど、生命に関わるような重症化に至るケースも少なくない。
電池 誤飲 何歳?
年齢別では、3歳以下が 91 件(約 98%)と大半を占めており、中でも1歳児の誤飲が 54 件(約 58%)と最も多 くなっています。 被害程度の内訳は、中等症※6 が 10 件(誤飲したと確定でき る 51 件の約2割)、軽症※6 が 83 件となっています。
電池 誤飲 何科?
子どもが誤飲したものが分かっている時、ボタン電池や5cm以上の大きさの物、先端がとがっている物を飲み込んだ場合は救急外来を受診してください。