肛門がんは肛門管の皮膚や粘膜から発生する稀な腫瘍です。 多くのがんと同様早期発見が高い生存率に直結します。 多くは化学療法と放射線治療の併用で治療されます。 再発しても再度有効に治療されます。
肛門癌ってありますか?
肛門がんについて 肛門がんはお尻の出口である肛門(正しくは肛門管)に発生する極めてまれながんです。 日本における頻度の詳細は分かっていませんが、全悪性腫瘍の0.1%、大腸がんの中でも2%程度であるとの報告があります(2016年の罹患者数は1098人)。 また、日本では女性に多いと報告されています。
肛門癌 何科?
近くに肛門科・肛門外科がない場合は、外科または消化器外科を受診してください。
直腸がんはどんな症状?
直腸がんの症状で最も多いのは血便です。 そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です。 しかし、かなりの進行がんになるまで、まったく症状がない場合も少なくありません。
直腸がんは治りますか?
がんがすべて切除された場合に治ることができます。 切除の後、5年経過して再発がなければ治ったものと判断します。 直腸がんの再発は肝臓や肺、骨盤内(局所再発といいます)に多くみられます。