高齢者の場合、自然治癒力が低下しているため、病気やけがなどが治るまでの時間が長くかかります。 栄養状態が悪い場合、傷口がなかなかつかないこともあり、そこからの感染症を起こすこともありますので、傷は清潔に保ちましょう。 また、糖尿病があったり、血糖値の高い状態が長く続く場合にもけがの治りが悪くなります。 21 окт. 2014 г.
高齢者 皮膚薄い なぜ?
バリア機能が低下することにより体内の水分が保持できず乾燥する。 加齢により新陳代謝が低下すると、皮膚の弾力性が低下したり、皮膚が薄くなったりします。 さらに表面が平坦化して光沢を帯びることもあります(写真2)。 このような脆弱※な皮膚は傷ができやすく(写真3・写真4)、できてしまうと治りにくいこともあります。
高齢者 保湿クリーム なぜ?
保湿剤で潤いを保持することで、皮膚の保護につながります。 おむつ使用時は、蒸れで皮膚がふやける場合が多く、バリア機能が低下します。 ふやけや汚れによる刺激から皮膚を保護する撥水クリームなどの塗布が必要です。
高齢者 乾燥 なぜ?
高齢者は、加齢によって皮脂の分泌が減り、水分を保つ力も低下するため、乾燥肌になりがちです。 乾燥してきめが粗くなった皮ふは、細菌・真菌、ほこりなどから体を守る「バリア機能」が失われた状態。 外部からの刺激によって、湿疹・かゆみなどが起こりやすくなっています。
高齢者 皮膚 菲薄化 なぜ?
皮膚の菲薄化 表皮の最も深いところにある基底層において、基底細胞がつくられ、分化を繰り返し徐々に表面に押し上げられ、やがて角層となり最後に垢として剥がれ落ちるサイクル(ターンオーバー)の期間は、加齢に伴い延長します。 基底細胞の増殖性が低下するため、表皮は薄くなっていきます。