加齢に伴って骨の量は減少します 若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
骨粗鬆症 誰に多い?
【Q3】骨粗しょう症はどんな人がなりやすいの? 生活習慣としてカルシウムを多く含む乳製品や魚類,豆類を摂取しない方,運動習慣がない方,アルコールをたくさん(ビールで1日600mL 以上)飲まれる方,喫煙をされる方は骨折の危険性が高くなると報告されています。
骨粗鬆症になったらどうなる?
骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。 長期間経過をみると、骨折を起こしたときはしばらく激しい痛みがありますが、骨折が治るとともに激しい痛みは消え、慢性的な痛みとなっていきます。
骨粗鬆症ってどういう病気?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
骨粗しょう症は何科か?
骨粗鬆症になったときは、どの診療科を受診しますか。 患者さまの中には整形外科を受診される方も多いと思います。 しかし、骨粗鬆症は内分泌・代謝の異常によって生じる病気なので、実際には内科医が得意とする分野なのです。
骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
骨粗鬆症(骨粗しょう症)とはどんな病気? 骨密度が低下して骨がもろくなることで、骨折をしやすくなる病気のこと を指します。 骨粗鬆症は女性に多くみられる病気で、患者全体に占める女性の割合は8割以上です。
女性は50歳前後で骨粗しょう症になりやすくなりますか?
ところが、50歳前後になると女性は、閉経によってエストロゲンの分泌が急激に低下するため、閉経後10年ほどの間で、骨粗しょう症と診断される状態まで、骨の量が急激に低下し、骨粗しょう症(骨がもろくなり骨折しやすい状態)になりやすいことがわかっています。 特に女性は50歳以上で骨粗しょう症になる人が多くなります。 骨を丈夫にする食事や運動に気をつけるとともに、定期的に骨密度測定を受けて自分の骨チェックしておきましょう。
骨粗しょう症は閉経後の女性に多い病気ですか?
60歳代女性の約5人に1人が骨粗しょう症といわれています。 骨粗しょう症は閉経後の女性に多い病気です。 男性よりも 2〜3倍多く、60歳代の女性では約5人に1人、70歳代の女性では約3人に1人が骨粗しょう症といわれています。 骨は、硬くてしっかりした丈夫なもの、成⻑期にできあがったら変わらないもの、と思われるかもしれません。 ところが、骨はお肌と同じように、日々新陳代謝しており、常に新しく作り変えられ、年齢とともに変化していきます。
骨粗鬆症は自覚症状がない可能性がありますか?
骨粗鬆症は自覚症状がないため、骨密度の検査を定期的に受けるなど、日頃から意識してチェックすることが大切です。 骨粗鬆症によって直接命をおびやかされることはありませんが、要介護になったり、寝たきりになったりする可能性は十分にあります。