高齢者や女性以外でも 過去に骨折したことのある人、タバコを吸う人、お酒を多く飲む人、ステロイド系のお薬を使用している人、両親に骨折歴[特に太ももの付け根の骨折]のある人、運動不足の人や、体を動かすことが少ない人は骨粗鬆症になりやすいといわれています。
若い人でも骨粗鬆症になる可能性はありますか?
若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
骨粗鬆症は痛みを伴いますか?
骨粗鬆症では骨が弱くなります。 その結果ちょっと転んだり、負担がかかるだけで背骨が徐々につぶれること(圧迫骨折)があり、この際には強い痛みを伴います。 (急性の痛み)
妊娠後骨粗鬆症の代表的な症状は何ですか?
「妊娠後骨粗鬆症」が代表的なものです。 これは妊娠や授乳に伴う一時的な骨粗鬆症ですが、産前産後の長引く腰痛が、実は骨がもろくなったことが原因の腰椎圧迫骨折だということも少なくありません。 妊娠中や授乳中は胎児へカルシウムを供給するため、おのずと母体のカルシウムは減少します。
骨粗鬆症は腰痛と肩こりのどちらが良いですか?
骨粗鬆症では腰や背中の痛みをともなうことが多く、腰痛があるため受診して骨粗鬆症がわかるという場合も少なくありません。 腰痛は男性で第1位、女性では肩こりに次いで第2位といずれも上位にあります。 ひとくちに腰痛といっても原因は骨粗鬆症だけではありません。 腰痛を起こす病気には次のようなものがあり、医師による適切な鑑別診断が必要です。 痛みがあります。 治療を受けていることが確認された骨粗鬆症患者1,000人(女性91.3%, 60歳代37.0%, 70歳代28.1%が中心)について, インターネットアンケート調査をしたところ, 返答は697人から得られた.