骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。 しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。
骨粗鬆症になるとどうなるの?
骨粗しょう症になって骨がもろくなり、背骨がつぶれてしまうと、身長が縮んでしまうのです。 1度背骨に骨折が生じると、再骨折のリスクも高くなります。 気になる症状があれば、そのままにせず、早めに医療機関を受診しましょう。 4cm以上身長が縮んだ人は積極的に骨密度検査やレントゲン検査を受けることが推奨されています。
骨粗鬆症骨折が起こりやすいのはどれか?
骨粗鬆症で起こりやすい骨折部位は背骨や太ももの付け根、腕の付け根、手首です。 骨がもろくなった結果、ちょっとした転倒など簡単なことで骨折を起こします。 さらに何もしないでいても骨折を起こしてしまうこともあります。 これを脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)と言います。
骨粗鬆症 転倒しやすい なぜ?
サルコペニアでは、筋力の低下により、一般道路の歩行や階段の昇降にも支障を来たし、行動範囲が狭められてくる。 その結果、骨に伝わる重力の刺激が減弱することにより、骨の脆弱化が促進される。 さらにこのような身体機能の低下が、転倒なども起こしやすいことも明らかになってきた。