骨粗鬆症の検査方法には「画像検査による骨量(骨密度)測定」と「血液や尿による検体検査」があり、東大阪病院では超音波骨密度装置による骨密度検査を実施しています。 検査では、足のかかとの骨に超音波を通し測定します。 放射線を使用しないため被ばくの心配がなく妊娠中の方でも測定可能です。
骨粗鬆症の検査で何がわかる?
骨の量を調べる検査に骨密度測定があります。 この検査は骨の1cm2にどれだけカルシウムやリンなどのミネラル成分が含まれているか明らかにし、骨粗鬆症や骨折のリスクを判定することに用いられます。 骨密度測定は大きく2種類に分けられ、X線を用いる方法と、超音波を用いる方法があります。
骨粗鬆症 検査どうやる?
検査方法は、検査用のベッドに臥位に寝ていただき、測定部位の位置を決め、ごく微量の放射線を使用、腰椎と大腿骨をそれぞれ測定します。 各部位の測定時間はおよそ1分程度です。 測定中は動かないようにしていただくだけで、息止め等は必要ありません。 検査時間は5~10分程度です。22 июл. 2019 г.
骨粗鬆症の検査はいくら?
検査費用は保険適用で 1,100円程度、保険適用でない場合3,700円程度です。
骨粗鬆症になったらどうなる?
骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。 長期間経過をみると、骨折を起こしたときはしばらく激しい痛みがありますが、骨折が治るとともに激しい痛みは消え、慢性的な痛みとなっていきます。
骨粗鬆症の検診はどこに行くのですか?
骨粗鬆症の検診を受けてみたいのですが、どこへ行ったらよいのでしょうか? まずお住まいの近くの保健センターや保健所に問い合わせてください。 また、自治体の行う検診の予定は広報誌に載りますから、注意してみていてください。 現在国が行っている公的な検診は、40、50、55、60、65、70歳の女性を対象にした節目検診があります。 これらはいずれも保健センターや保健所、指定医療機関で受けることができます。 それ以外の人たちが検診を受けられないと困るので、多くの市町村では独自の骨粗鬆症対策を行っています。 また、民間の医療機関でも、検査機器を置いてあるところでは骨量の測定ができます。 測定日などについて受付でお尋ねになるとよいでしょう。 市町村の検診では、どのようなことをするのですか?
骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
骨密度とは、「骨に含まれる カルシウム やリン酸塩などの骨塩」= 「ミネラル成分の全体の量 」で表されます。 骨質とは、 骨の微細構造や骨代謝状態 のことです。 骨粗鬆症ってどんな病気? 骨粗鬆症とは、 骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気 です。 ご高齢の方の骨粗鬆症は大きな社会問題となっています。 その理由は、転んだときに足の付け根や背骨などの大きな骨が骨折しやすくなり、 寝たきり生活 につながりやすいからです。 骨粗鬆症は、「原発性【げんぱつせい】」と「続発性【ぞくはつせい】」の2つに大きく分けられます。 原発性骨粗鬆症 :大部分は中高齢の女性の閉経後骨粗鬆症です。 そのほか、男性骨粗鬆症と特発性【とくはつせい】骨粗鬆症 (若年性骨粗鬆症や妊娠後骨粗鬆症など)があります。
骨粗しょう症の検査はいつ行われますか?
骨粗しょう症は、自覚症状がなく、知らないうちに進行することがほとんどです。 自覚症状がないからこそ定期的に骨密度検査を受けることが重要なのです。 ここでは、骨粗しょう症の検査についてご紹介します。 骨密度検査やその他の検査 骨粗しょう症検診について 骨密度検査では、若い人と比べて どのくらい骨の量が減っているかを調べます 骨がもろくなっているかどうかを知る指標として代表的なものが「骨密度」です。 骨密度検査では、X線を使って骨の量を測ります。 結果は、若い人の平均値を100%とした時に、自分の骨の量が何%かで示されます。 骨密度が若い人の80%未満になると要注意、70%以下まで減ると、骨粗しょう症と診断されます(骨折したことがなく、他に骨密度を減らす病気などがない人の場合)。
若いときの骨粗鬆症と診断しますか?
それは若いとき(20~44歳)の平均骨量の20%減少までは正常、20~30%を骨量減少、30%以上の減少を骨粗鬆症と診断するというものです。 骨粗鬆症になると骨折を起こしやすくなり、その意味では30%以上骨量が減ると危険な状態といえます。 なお、すでに骨折(外傷性以外の骨折)がある場合は、20%以上の骨量減少で骨粗鬆症と診断します。