骨粗しょう症になると、どうして腰痛になるのでしょうか。 骨粗しょう症が進むと脊椎が弱くなり、少しの衝撃でも背骨がつぶれてしまう場合があります。 これを圧迫骨折といいます。 腰椎が圧迫骨折を起こすと、腰椎の形が変形し、神経が圧迫されるため、背中や腰が痛くなるのです。
骨粗鬆症 痛み いつまで?
骨粗鬆症による脊椎の骨折では腰や背中に激痛を生じますが、骨がつながる2~3週間後には痛みが軽くなってきます。
骨粗鬆症になるとどうなる?
骨粗しょう症の症状の背中の曲がりや背の縮みは、内臓を圧迫し、呼吸器機能や消化器機能を低下させます。 また、わが国の足の付け根の骨折( 大腿骨近位部骨折 だいたいこつきんいぶこっせつ )の予後に関する報告では、骨折した方のうち、およそ10%強の患者が1年以内に死亡していくとしています。
骨粗鬆症 どんな痛み?
骨粗鬆症では腰や背中の痛みをともなうことが多く、腰痛があるため受診して骨粗鬆症がわかるという場合も少なくありません。
骨粗鬆症 何が起こる?
骨粗鬆症とは、骨に含まれるカルシウムなどが減り、骨がもろくなる病気です。 閉経後の女性に多い病気です。 背中や腰が痛む、背中や腰が曲がってくる、身長が縮んでくるなどの症状があります。 初期には目立った症状がないので気づかずに骨折したり、周囲の人から指摘されてはじめて気づく場合が少なくありません。