骨粗鬆症予防の指導には、カルシウムや蛋白質を多く含む食品を摂取して、適度な運動で筋力を強化し、ビタミンD合成のために日光浴を勧める。
骨粗鬆症の予防で適切なのはどれか?
たばこが骨粗鬆症のリスク要因であるため、禁煙は予防として適切である。 運動不足は骨粗鬆症のリスク要因である。 運動療法の中でも、強度が中等度のウォーキング、ランニングなどの有酸素運動が予防に有効である。 骨粗鬆症の予防として、適切なエネルギー源と栄養素をバランスよく摂取する。
骨粗鬆症には何がいい?
タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。 栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。 ♦カルシウム牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
骨粗鬆症の危険因子はどれか?
骨粗鬆症のリスク因子は、女性、閉経後、無月経、ダイエット、運動不足、日光遮断、アルコール・たばこ・コーヒー、ストレス、薬剤(ステロイド薬)などがある。 エストロゲンは骨代謝に深く関与しているため、特に女性は閉経後のエストロゲン欠乏に伴い骨粗鬆症のリスクが高まる。
骨粗鬆症は改善しますか?
骨粗鬆症はさまざまな方法で改善でき、骨折しにくくすることができます。 カルシウムの多い食べ物を摂ったり、毎日こまめに体を動かしたりすることにより、骨量が増えることがわかっています。 また、骨粗鬆症を治療する内服薬や注射薬は、骨量を増やし、骨折しにくい骨をつくることが証明されています。