骨は、体の他の部分と同じく新陳代謝によって絶えず吸収(破骨細胞が骨を溶かす)と形成(骨芽細胞が新しい骨を作る)を繰り返し、約10年をかけてすべて入れ替わるといわれています。 この生まれ変わりは特に骨の再構築(リモデリング)といわれます。 骨の吸収が骨の形成を上回ると、骨密度が低下し骨は次第に弱くなります。
骨はどのくらいで入れ替わる?
そして、骨を作る働きをする「骨芽細胞」が、破骨細胞によって吸収された部分に新しい骨を作る(骨形成)のです。 骨は、2~5か月かけて作り直され(リモデリング)、1~4年周期でこれを繰り返すと言われています。 また、1年間でおよそ20%の骨がリモデリングされていると言われています。
骨 代謝 何年?
骨は生きている 骨は常に新陳代謝を繰り返しています。 古くなった骨は破骨細胞という細胞に壊され、その壊された部位を骨芽細胞が修復し、骨を新しくつくりかえていきます。 これを骨代謝といって、若い方であれば3年程度、高齢になると5~10年程度の周期で体中の骨がつくりかえられるといわれています。
骨 何日?
さらに骨芽細胞(こつがさいぼう)によって新たな骨が形成され、骨折部は元に戻ります。 治癒までに要する日数は、骨折部位や年齢によって異なります。 肋骨で約3週間、鎖骨で約4週間、上腕骨で約6週間、大腿骨で約8週間、大腿骨頸部で約12週間です。
骨は何によって作り替えられる?
人体には200個あまりの骨がありますが、それらは成長が完了した成人でも、生きた組織として新しく生まれ変わり続けています。 骨は骨芽(こつが)細胞によって作られます。 骨芽細胞は血液中のカルシウムを取り込んで骨を作っていきます。 その一方で、できた骨は破骨(はこつ)細胞が溶かしていきます。