骨密度検査には大きく分けて超音波を用いる方法とX 線を用いる方法の2種類があります。 超音波を用いる方法はX線による被ばくがないという メリットがありますが、簡易的なものです。 当院では、2種類のエネルギーのX線を使い透過率の 差を利用して骨密度を測定するDEXA法という方法で 検査をしています。
骨密度はどうやって測るのか?
腰椎と股関節(大腿骨頚部)のDEXA法が、骨密度の標準的な測定方法で、最も精度の高い方法とされています。 MD法人差し指にX線を当て、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比較することによって骨密度を測定する方法です。
骨密度検査何分?
検査時間は仰向けに寝て頂き検査時間は5分程度です。 基本的には腰椎と股関節で検査を行います。 検査時は着替えをして頂きますので着脱しやすい服装でお願いします。
骨粗鬆症の検査はどんなの?
骨粗鬆症の検査方法には「画像検査による骨量(骨密度)測定」と「血液や尿による検体検査」があり、東大阪病院では超音波骨密度装置による骨密度検査を実施しています。 検査では、足のかかとの骨に超音波を通し測定します。 放射線を使用しないため被ばくの心配がなく妊娠中の方でも測定可能です。