骨折の経験がなければ、腰や大腿骨のいずれかの骨密度が70%を下回った時点で骨粗鬆症という診断となります。 しかし、このような骨折を起こした場合、骨密度が80%を下回ると骨粗鬆症という診断に基準が厳しくなります。 22 мар. 2021 г.
骨粗鬆症 どれぐらい?
【Q2】骨粗しょう症の患者さんはどれくらいいるの? 日本に骨粗しょう症の患者さんは男性300万人,女性1000万人,合計1300万人ほどおり、40歳以上の男性の約15%,女性の35%が該当すると考えられています。 そして年間約100万人ずつ新しく骨粗しょう症の患者さんは増加しているという報告もあります。
骨密度 何パーセント?
骨密度検査 DEXA法(デキサ法)により腰椎と大腿骨の骨密度を調べます。 この検査では、若年者(腰椎は20~44歳、大腿骨は20~29歳)の平均骨密度を100%とした場合に、骨密度がどれだけ(何パーセント)あるかを測定します。 このパーセントをYAM値といい、70%以下を骨粗しょう症とします。
骨粗鬆症の検査で何がわかる?
骨の量を調べる検査に骨密度測定があります。 この検査は骨の1cm2にどれだけカルシウムやリンなどのミネラル成分が含まれているか明らかにし、骨粗鬆症や骨折のリスクを判定することに用いられます。 骨密度測定は大きく2種類に分けられ、X線を用いる方法と、超音波を用いる方法があります。
骨密度 Yam って何?
YAM(Young Adult Mean 「若年成人平均値」) といいます。 20~44歳の健康な女性の骨密度を100%と して、現在のご自分の骨密度が何%であるかを 比較した数値です。 このYAMの値によって、骨粗鬆症の診断基準があります。
なぜ骨密度が正常なのですか?
さて、ではなぜ骨密度が正常なのに骨が弱くなり、背骨が潰れるのでしょうか。 これには骨質が関係していると言われています。 骨密度は骨量と言われ骨に含まれるミネラルの量を示しています。 例えれば、鉄筋コンクリートの建物のコンクリート部分に当たります。 これらは骨の強度の70%分と言われています。 要するに骨密度は骨の強度の70%しか担保できていませんよということです。 では残りの30%は何か? それは骨質と言われ、コラーゲンの部分と言われています。 先ほどの鉄筋コンクリートでいう鉄筋部分です。 ビル(骨)で考えれば、簡単ですが、コンクリート部分(骨密度)だけ大丈夫でも鉄筋(骨質)がもろくなっていればビル(骨)は簡単に崩れて(骨折)しまいますね?
若い頃から骨密度を低下させるにはどうすればよいですか?
喫煙、多量飲酒、過度なダイエットなどは、骨の健康に悪影響を及ぼします。 一度低下した骨密度を大幅に回復させるのは難しいので、若いころから骨に必要な運動や食事で骨密度を上げる “骨の貯金” をしておくことが大切です。 20歳ごろまでに骨の貯金をして最大骨密度を高くしておけば、加齢とともに骨密度が低下しても骨折しにくい骨を維持できます。 なお、何歳からでも運動や食事などの生活習慣を改善すれば、骨密度の低下のスピードを緩やかにして、骨粗しょう症のリスクを減らすことができます。 骨密度が低下する中年期以降でも諦めないでください。 骨粗しょう症の治療の目的は、骨折を防ぐことです。 そのためには、 骨密度を増やして骨を丈夫にする ことと、 骨折の原因となる転倒をしない体づくり が大切です。
なぜ骨粗鬆症は正常なのですか?
本来はここまでしないと本当は骨粗鬆症なのに、骨密度は大丈夫ということで経過観察になってしまっている方がとても多いのです。 さて、ではなぜ骨密度が正常なのに骨が弱くなり、背骨が潰れるのでしょうか。 これには骨質が関係していると言われています。 骨密度は骨量と言われ骨に含まれるミネラルの量を示しています。 例えれば、鉄筋コンクリートの建物のコンクリート部分に当たります。 これらは骨の強度の70%分と言われています。 要するに骨密度は骨の強度の70%しか担保できていませんよということです。 では残りの30%は何か? それは骨質と言われ、コラーゲンの部分と言われています。 先ほどの鉄筋コンクリートでいう鉄筋部分です。
骨密度検査では、骨密度を測定できますか?
骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。 骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。 エネルギーの低い2種類のX線を使って測定。 全身のほとんどの骨を測ることができます。 一般的に腰の骨 (腰椎)や脚のつけ根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測して表わされます。 かかとやすねの骨に超音波をあてて測定します。 骨粗しょう症の検診に用いられることが多く、X線を使用していないため、妊娠中の方でも測定することができます。 X線を使って、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比べることによって測定します。 診療所などで容易に計測できるため、普及しています。