骨密度が若い人の80%未満と診断されたら要注意、70%以下となると骨粗しょう症と診断(骨折をしたことがなく、他に骨密度を減らす疾患などがない人の場合)されます。
骨密度 低い どうなる?
骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態です。 加齢、エストロゲンの不足、ビタミンDやカルシウムの摂取不足、およびある種の病気によって、骨密度や骨の強度を維持する成分の量が減少することがあります。 骨粗しょう症による症状は、骨折が起こるまで現れないことがあります。
骨粗しょう症 何パーセント?
この検査では、若年者(腰椎は20~44歳、大腿骨は20~29歳)の平均骨密度を100%とした場合に、骨密度がどれだけ(何パーセント)あるかを測定します。 このパーセントをYAM値といい、70%以下を骨粗しょう症とします。
骨粗しょう症は何科で受診するのか?
いま骨粗鬆症は、おもに整形外科、外科、内科、婦人科の医師によって診療が行われています。
骨粗しょう症って何?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
なぜYAMが70%未満で骨粗鬆症が起こるのですか?
上記でYAMが70%未満だと、骨粗鬆症を発症しているかわかります。 骨密度の減少は、他にも様々な病気を発症する恐れがあります。 骨粗鬆症だけでなく、このような症状も発症する可能性が高いです。 ただ密度を調べてもらうだけでなく、何が原因で骨が脆くなっているのかも把握しましょう。
骨粗しょう症と診断されますか?
骨密度測定検査(DEXA法)の結果がこれらに当てはまった場合、骨粗しょう症と診断されると考えられます。 骨粗しょう症による骨折の中には、痛みや変形などの自覚症状を伴わないこともあります。 そのため、骨粗しょう症と診断された場合は、X線撮影を行い、骨折している箇所がないか調べることがあります。
骨密度検査はどのくらいの頻度で行われますか?
骨密度検査は、骨の健康を知る上で重要な手がかりです。 特に女性は症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをお勧めします。 (骨密度検診) 主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨折や変形の有無、骨粗しょう化※の有無を確認します。 骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。 25歳のときの身長と比べどのくらい縮んでいるかは、骨粗しょう症を診断するうえでの指標になります。 骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速度を知ることができます。 骨代謝マーカーは血液検査、尿検査によって測定されます。 骨吸収を示す骨代謝マーカーの高い人は骨密度の低下速度が速いことから、骨密度の値にかかわらず骨折の危険性が高くなっています。
骨密度はどのくらいの大きさですか?
骨密度(BMD)の測り方は、骨量÷面積という計算式で割り出します。 単位はg/平方cm、成人の正常な数値としては約1.0g/平方cmです。 この数値を100%としてYAMを算出します。 また、骨密度のピークは18歳~5歳ほどなので、この年齢の時に約1.0g/平方cmがあれば骨密度は問題ありません。