このように、骨の第1の役割(やくわり)は、体をささえることです。 第2は、体の中身を保護(ほご)するはたらきです。 わたしたちの頭蓋骨(ずがいこつ)は、大事な脳(のう)を守るヘルメットのような役目をしています。 また、骨盤(こつばん)も、内楕ないぞう)を守るはたらきをしているのです。
人間にはなぜ骨があるのか?
骨のしくみ 人のからだは206個もの骨の組み合わせで支えられています。 骨はからだを支えるだけでなく、内臓を守ったり、カルシウムなどのミネラルを貯めておくはたらきをしています。 また、筋肉と協力して、立ったり歩いたりといった運動をするはたらきもしています。
なぜ人は体を動かせるのか?
この関節のふくらみにいろいろな筋肉がついて、そしてこの筋肉がのびたりちぢんだりすることで関節が動みにいろいろな筋肉がついて、そしてこの筋肉がのびたりちぢんだりすることで関節が動きます。 関節が動くから体が動くといえるのです。 体中の関節は、すべてこれとおなじしくみで動いています。
骨にはどのような機能があるか?
運動器の中でも特に骨が担っている役割は非常に多く、基本的には身体を支えることにあるのですが、それ以外には脳や内臓の保護や、造血作用などがあります。 また、骨はカルシウムを貯蔵する機能や、血中のカルシウム濃度が低下した際に、骨に貯蔵してあるカルシウムを血液中に放出し、一定量を維持するという働きもあります。
骨 何から?
骨(ほね)は、小魚や牛乳(ぎゅうにゅう)にふくまれているカルシウムやリンでできています。 ですから、骨を強くするためには、牛乳を飲んだり、小魚をたくさん食べることが必要です。 そのほかに、骨の中には「にかわ質」とよばれるものや水分が入っています。