健康な骨づくりのためには、「カルシウム」「ビタミン D」「ビタミン K2」の3つの栄養素をバランス良く摂り、カルシウムを体内できちんと吸収し、 骨への沈着を促すことが大切です。
健康な骨を作る栄養素はありますか?
カルシウムだけじゃない! 健康な骨を作る栄養素 ビタミンD不足は骨折リスクを高める 骨を作る栄養素の摂取方法 骨粗しょう症 の予防と治療では、日々の食事が大切です。 健康な骨を作るのに必要な栄養素はカルシウムが知られていますが、それだけではありません。 カルシウムのほか、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質、ビタミンB群なども必要です。 丈夫な骨づくりには、実はビタミンDが不可欠です。
骨代謝は、新しい骨に入れ替えるにはどのくらいかかりますか?
骨代謝では、古くなった骨を溶かしてなくす「破骨細胞」と、新しい骨を生成する「骨芽細胞」がサイクルをくり返し、一定の形を密度を保ちながら、1つ1つの骨を新しい骨に入れ替えています。 私たち体は、1日に約1グラムずつ、新しい骨に作り替えられています。 1本の骨が新しい骨に入れ替わるには、約3〜4ヶ月かかります。
成人の骨の量は常に変化していますか?
成人の骨が、一定ではなく常に変化していることは前述したとおりです。 私たちの骨の量は、20歳前後をピークとし(最大骨量)、40歳から50歳ぐらいまでその量が維持され、それ以降は加齢に伴い、骨量が減少していきます。 加齢に伴い前述したような、骨形成と骨吸収のバランスが崩れ、骨形成量を骨吸収量が上回ってしまうためにおこると考えられています。
骨芽細胞は、新しい骨に入れ替わるにはどのくらいかかりますか?
骨代謝では、古くなった骨を溶かしてなくす「破骨細胞」と、新しい骨を生成する「骨芽細胞」がサイクルをくり返し、一定の形を密度を保ちながら、1つ1つの骨を新しい骨に入れ替えています。 私たち体は、1日に約1グラムずつ、新しい骨に作り替えられています。 1本の骨が新しい骨に入れ替わるには、約3〜4ヶ月かかります。 全身には206本の骨があるわけですから、体のすべての骨が、新しい骨に入れ替わるには、約3年(長い人で約5年)かかるといわれています。 骨芽細胞は、建物でいうと鉄筋にあたる「コラーゲン」をつくり出し、そこにたんぱく質の一種である「オステオカルシン」を塗ります。 カルシウムを付着させるためです。 そこに、血液中から運ばれてきた「カルシウム」が付着し、新しい骨ができあがります。