赤ちゃんは30週ぐらいまでは、おかあさんのおなかのなかで動く余裕があるため、くるくる回り、骨盤位(さかご)となることがあります。 しかし、多くは赤ちゃんの発育に伴って、自然に頭が下(頭位)になるものです。 ですので、おかあさんはあまりその向きについて神経質になる必要はありません。
妊娠何週まで逆子でも大丈夫?
そのため、正式に逆子と診断をされるのは妊娠30~32週ごろです。 妊娠30週ごろから逆子の矯正指導を行う病院もあります。 逆子は出産をするその瞬間まで、正しい位置に戻る可能性があります。
逆子体操 何週まで?
そこで、妊娠35週までに逆子体操をおこない、赤ちゃんの頭を下に持ってくるわけです。 逆子「体操」という名前から、何か特別な運動をするのかと思われがちですが、実際には逆子を直すためのポーズをとるだけです。
骨盤位 いつ?
赤ちゃんの頭が上にあり、おしりが骨盤に向かっている状態を骨盤位といいます。 妊娠33週頃までは、しばしば骨盤位の赤ちゃんをみかけます。 その後、赤ちゃんが自然に回転して、36週頃までにはほとんど頭が下(頭位といいます)の状態になります。
逆子になったらいつぐらいに治る?
30週で頭位になっているのはおよそ85%ですが、34週ごろになると90%以上になり、予定日間近の36週になると約95%という具合にほとんどの赤ちゃんが分娩前までに頭位になってくるんです。 ――なるほど。 中期までは40%が逆子(さかご)で、そこから徐々に自然と「頭位」になっていくものなのですね。