何のためにするの? 法事は亡くなった人の冥福を祈るために行う仏教の儀式です。 読経などを行う「法要」と、その後に行われる会食であるお斎を含めて「法事」と呼びます。 故人の魂が極楽浄土に行けるように祈ることはもちろん、現在では故人を偲ぶための機会としても行われています。
供養するとはどういうこと?
「供養」とは、亡くなった人などに対して冥福を祈る、すべての行いのことを言います。 葬式、僧侶が執り行う年忌法要のほか、仏壇に向かって手を合わせ焼香をしたり、読経をする行為なども供養です。
なぜ供養が必要か?
供養で大切なことは亡くなった方の死後の冥福を祈り、生きている者の善行を回すことです。 お金や手間をかけるだけが供養ではないため、お墓を管理する負担を減らしたい、お墓にお金をかけたくないという希望から、永代供養を選ぶ方もいるでしょう。
百箇日法要 何をする?
百箇日法要で行うこと 百箇日法要は、親族や近親者のみが参列し、自宅の仏前で行うことが一般的です。 内容は僧侶を招いて読経していただき、焼香をし、説法を拝聴して終了となります。 法要の後に会食をする場合もありますが、これは法要の流れのひとつというより、身内が集まって食事をするという意味合いが強いものです。
月命日には何をするの?
年に1度の命日には、お墓参りに出かけたり仏壇に手を合わせたり、故人の好きだった花や食べ物を供えることが一般的です。 月命日の場合も、故人のために花や食べ物を毎月供えることが多いようです。 仏式では、線香やろうそく、果物を供えます。 仏教では「殺生をしてはならない」という考えがあるため、魚や肉などは避けましょう。