一般的には、レントゲン写真で骨の癒合が完成したと確認され、きちんと骨がついた(下肢の骨折では杖なしで歩ける)と医師にいわれ、リハビリで筋肉の動きや筋力、関節の動きなどが十分に回復すればスポーツも可能となります。 だいたい3カ月~1年ほどかかることが多いようですが、医師と相談しながら少しずつ始めることが大切です。
足の骨折 いつから歩ける?
かかとは浮かして足指のみ地面につけて歩く場合はありますが、体重をかけてかかとをつけて歩くのは早くても3~4週間程度かかります。 骨折した部位が骨癒合したかどうかは、レントゲン検査をして注意深く観察します。 歩き始めて足関節が痛くなったり、腫れが強くなるようでしたら主治医の先生と相談されるのがよろしいかと思います。
骨折 ギプス いつまで?
骨折のずれが小さければ、ギプスやシーネを4〜6週間固定します。 骨折のずれが中等度の場合には、ずれを戻した上で、ギプス装着します。 ズレの大きさによっては入院して全身麻酔をかけ、皮膚の上から鋼線を刺す手術(経皮鋼線固定術)が行われます。
骨はどのくらいで付くのか?
さらに骨芽細胞(こつがさいぼう)によって新たな骨が形成され、骨折部は元に戻ります。 治癒までに要する日数は、骨折部位や年齢によって異なります。 肋骨で約3週間、鎖骨で約4週間、上腕骨で約6週間、大腿骨で約8週間、大腿骨頸部で約12週間です。
骨折するとどれくらいいたい?
免疫細胞の活動と血流量の増加によって、骨折部位の周囲は腫れて圧痛を生じます。 炎症期は骨折後2〜3日で活動のピークを迎えますが、治まるまでには数週間かかります。 骨折した人が経験する初期の痛みのほとんどは炎症期のものです。 修復期は骨折から数日のうちに始まり、数週間から数カ月続きます。