骨自体には痛みを感知する神経がありません。 骨が折れると痛いのは、骨の周りを覆う骨膜に痛みセンサー(受容器)が高密度に分布しているからです。 骨折の程度や場所によっては、痛みをあまり感じないケースもあります。
骨にヒビが入るとどうなるか?
ひびを放置すると… 指の骨にひびが入ったまま放置すると、骨がくっつかないままになってしまうこともあります。 骨がくっつかないままだと、手の動きや神経に影響を与える可能性もあるので、指を強く打ち付けたり、転んだりして痛み・腫れ・内出血などがある場合は、放置せずに病院で診察を受けましょう。
骨折 なぜ痛む?
交通事故やスポーツなどで骨が折れるほどの激しい力がかかると、骨の周りの血管や筋組織も損傷。 折れた骨の鋭い先端が周囲を傷つける場合もあります。 その結果、折れた骨の周囲に分布する神経が作用して、強い痛みを感じます。
骨折したかどうか確かめる方法?
外から見ただけでは折れているかどうかわからないときは、痛めた部位をそっと押してみて、そこに強い痛みがあれば骨折が疑われます。 押したときに感じる痛みを「圧痛」といいます。 完全に折れているときだけでなく、ひびが入ったときもこの圧痛はみられます。
いつのまにか骨折何歳?
女性の骨量は閉経を迎えると減りはじめ、加齢とともに減少が進みます。 女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性を持っているのです。 65歳を過ぎると、「いつのまにか骨折」のリスクが上がります。