過食症には、食べた分だけ吐き出す”過食嘔吐”と、まったく吐かずに食べ続けるケースがあります。 過食嘔吐は、食欲のコントロールができなくなり我を忘れて食べ過ぎてしまう症状です。 その後、「なぜ食べてしまったんだろう」と罪悪感や嫌悪感を抱き、このことをなかったことにしようと意図的に吐きます。
過食嘔吐し続けるとどうなる？
摂食障害のうちの過食嘔吐症は、低体重である場合、死亡率18％にまで及ぶ非常にリスクの高い障害です。 食べることと吐くことを繰り返すことで体内バランスが崩壊し、多臓器不全を起こしてしまうことがあります。
なぜ過食してしまうのか？
食べ過ぎてしまう原因 過食をしている時は食べることに集中しており、一時的にストレスから離れられるため、食べ過ぎてしまいます。 ストレスが溜まると神経物質「ノルアドレナリン」が増加し、“過食の欲求”を刺激します。 一方、感情をブレーキする神経物質「セロトニン」は減少していくため、食欲を抑えられずに過食してしまうのです。
過食嘔吐 何ヶ月？
ストレスからの甘いものなどのヤケ食いは健康な人でも経験があるでしょう。 しかし少なくとも週に１回以上の過食と嘔吐が3ヶ月以上続くなら、神経性過食症を疑ってもいいかもしれません。
過食症何科に行けばいい？
A． 摂食障害の治療を担当する診療科は主に精神科や心療内科、小児の場合は小児科や児童精神科です。
