寒冷にさらされて体温が低下すると,組織の酸素消費量の減少,血圧の低下,心拍動の減少,中枢神経系・内分泌系・呼吸器系臓器の機能低下などが起こり,ついには死亡する。 このような死を凍死という。 外界の温度が低いほど凍死しやすいが,必ずしも氷点下である必要はない。
寒さ 死亡 何度?
凍死は、深部体温が35℃以下に低下した状態である「低体温症」が招くとされている。
寝たら死ぬのはなぜ?
体温が下がると脳温度も下がり眠くなります。 映画で冬山で遭難した時に「眠ると死ぬぞ! 眠ってはだめだ!」と励ましあう場面がありますが、そのような低温で眠ってしまうと、脳機能が低下しそのまま死んでしまうからです。 脳温度が約0.5度下がると、私たちは眠くなります。
なぜ寒くなると眠くなるのか?
日照時間が短いため 日の光を浴びる時間が短いと覚醒を促進したり、感情を調節したりするセロトニンが減少し、脳の機能が低下します。 また、睡眠を調節しているメラトニンの分泌量が変化して体内時計を狂わせます。 このように、冬になるとセロトニン・メラトニンの分泌量のバランスが悪くなるため、眠気を感じやすくなります。
低体温症 眠くなる なぜ?
まず体温が下がっていくにつれて全身のふるえ(シバリング)が生じ、皮膚が青白くなります。 さらに体温が低下すると寒さを感じにくくなり、不機嫌になったり、眠気が生じたりします。 その後、昏睡状態に陥ります。