こうした症状が起こる原因には、感染症、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが考えられますが、肺炎や肺結核、肺がんなど深刻な病気の可能性もあります。 こんな場合 .
痰が何ヶ月も続く?
長期的な痰に悩まされる時は病院を受診しましょう 痰は風邪が原因のこともありますが、痰の絡みが長い期間続くときは風邪以外の可能性もあります。 痰が絡んでいるということは、気道に何か異常があるということです。
どうして痰が出るの?
たんは気道から出る分泌物です。 健康な人でも常に少しずつ出ていますが、普段は気道表面から再吸収されたり、のどまで上がってから無意識に飲み込まれたりしているのであまり意識されません。のどの奥から肺までの空気の通り道の粘膜表面に強い刺激や炎症が長く続くと、たんが増えます。3 февр. 2017 г.
痰はいつまで出るのか?
風邪の咳や痰、「いつまで続く?」 風邪の後の咳や痰は、通常であれば風邪の症状が落ち着いた後、1週間くらいで快方に向かいます。 風邪の症状はおさまったのに、咳と痰だけがよくならない場合は、喉の粘膜に病原菌がいて炎症が続いている可能性があります。
痰が出るのはなぜですか?
痰の増加は、感染 や炎症による分泌物の増加、分泌物の性状 (粘り気)の変化、線毛運動の障害、呼吸運動 の減弱による気道内気流低下などの原因が考 えられます。 病気などによって痰がたまり、うまく出せない状態になると、息切 れ感の増加や気道感染の誘因となります。
一日中痰がからみやすい状態ですか?
一日中痰がからみやすい状態で、しゃべるときは咳払いをしながらといった状態です。 のどの痛みや咳が出るといったことはありません。 原因は何でしょうか。 病気のサインでしょうか。 (千葉県 32歳 女性) 痰がからむことでお困りのようですね。 のどの粘膜が炎症を起こしてでてくる分泌液が痰となります。 炎症の程度によって透明のものから黄色、緑色のもの、また血液が混じった暗赤色のもの、粘り気もサラサラなものからべったりくっついて離れないものまで、さまざまあります。
痰がでると痰が増えますか?
のどの奥から肺までの空気の通り道の粘膜表面に強い刺激や炎症が長く続くと、痰が増えます。 実は、「痰がでる」と訴えている方でも、 のどの奥にたれた「鼻水」や「鼻漏」を痰と言われている方もたくさんいらっしゃいます。 痰はあくまでも気道から分泌されたものですから、 肺炎や気管支炎では病原菌を排除する反応の結果として分泌 されます。 また、 煙草を吸う方は健康でも痰がでます。 痰にも色や時期により種類があります。 黄色または緑色 :サラサラした水っぽい痰が硬くなり、白色から黄色や緑色に代わると、 膿性の痰 と呼ばれます。 これは細菌と白血球と粘液の混ざったものです。 例えば、 慢性副鼻腔炎で膿性の鼻汁がのどの奥に落ちてくる後鼻漏 が、 膿性の痰が増えてきたと誤解される ことがあります。
3週間以内の痰は消失しますか?
3週間以内の痰であれば、多くは感染症が原因ですから、様子観察や薬の服用で原因疾患の治療を行うことで、自然に痰は消失します。 煙草を吸っている方では禁煙が絶対必要です。 時々、煙草を吸いながら「咳や痰が止まらない」と訴える患者さんがあります。 医療はあくまで、自然治癒のサポートです。 患者さん自身にも努力していただく必要があるのです。
痰をともなう咳は何ですか?
痰をともなう咳を 湿性咳嗽(しっせいがいそう) 、痰が出ない咳を 乾性咳嗽(かんせいがいそう) といいます。 痰の有無により、原因となっている病気をある程度特定することができます。 湿性咳嗽と乾性咳嗽のどちらであれ、 咳が続く 期間が3週間以内の場合は、感染性の病気が疑われます。 3週間以上、特に 8週間 を超えて咳が続く場合は、原因の多くは 非感染性の病気 が考えられます。 急に痰がともなう咳が出るときは、細菌性肺炎、気管支炎などが疑われ、慢性的に痰がからむ咳が出る状態の場合は、 肺結核症 、 COPD 、肺水腫、 肺がん 、気管支拡張症などの病気が考えられます。