「痰(たん)が気になって集中できない…」そんなことありませんか? 特に夜は体が休息するためにリラックスしようとして、神経の働きで気管が狭くなります。
咳を止めるツボはどこ?
尺沢(しゃくたく) 東洋医学では咳に関係する『肺の気の流れ』の上にあるツボといわれ、昔から咳に効果があるとされるツボ。 肘を曲げると出来る内側のシワの上で、シワの中央から指約2本分親指側にいった、かたい腱の外側にあるツボ。
痰が絡んだらどうする?
大根のおろし汁にハチミツを混ぜ、ゆっくり喉を潤しながら飲むと、痰のからみが少なくなります。 からだを温める生姜湯にハチミツを混ぜて飲むのも効果的。 パイナップルジュースには痰を切りやすくする酵素が含まれていますので、試してみたらいかがでしょう。 塩を入れたぬるま湯でうがいをするだけでも、楽になることがあります。
咳には何が効く?
乾いた咳にはのどを潤すと言われているハチミツやかりん、うめなどの入ったものがおすすめです。 また、辛い香辛料にも注意が必要です。 胡椒や山椒、唐辛子も生姜と同じくカラダを乾燥させる性質があると言われています。 乾いた咳が出ているときは辛いものの食べすぎは控えましょう。
痰はなんのために出るのか?
痰は口や鼻と肺をつなぐ気道から出る分泌物です。 痰は気管にある細菌やウイルスなどの異物を排出するために分泌されます。 気管とはもっとも太い気道のことです。 そして痰が分泌されているということは、体の防御反応が細菌やウイルスに対して正常な働きをしているといえるでしょう。
咳や痰は粘り気強くなってきますか?
風邪による咳や痰なら放っておいても1週間程度でよくなってきますが、それ以上続く場合は、別の病気を疑います。 健康な人の痰はサラサラしていますが、ウイルスや細菌に感染した人や、汚れた空気や有害物質を吸い込み続けている人の痰は粘り気が強くなってきます。
咳や痰がいつもより増えてきたり、長引いたりしているときは、呼吸器系の病気にかかっていますか?
咳や痰がいつもより増えてきたり、長引いたりしているときは、呼吸器系の病気にかかっているかもしれません。
風邪による咳や痰は不快に感じることがありますか?
しかし、空気の通り道である気道に炎症が生じると、咳や痰が増えて不快に感じるようになります。 風邪による咳や痰なら放っておいても1週間程度でよくなってきますが、それ以上続く場合は、別の病気を疑います。 健康な人の痰はサラサラしていますが、ウイルスや細菌に感染した人や、汚れた空気や有害物質を吸い込み続けている人の痰は粘り気が強くなってきます。 タバコを吸う習慣がある人も、タバコの煙に含まれる有害物質を体外に排出するため咳や痰が多くなります。 副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など鼻の病気にかかっている人も、痰が絡んでいるように感じることがありますが、これは鼻水がのどに回りこんだもので痰ではありません。 花粉症の人も同じように、鼻水がのどに回りこむことがあります。
咳にはどのような機能がありますか?
咳にはまた、気道にたまった痰を外に出す役割もあります。 仮に、人間に「咳」という機能がなければどうなるでしょう? 病原体やアレルゲンがそのまま肺まで入り込んだり、痰が肺に溜まってしまったり、ろくなことになりません。