では、外界の温度によって体温が変動する変温性から、体内で発熱し体温を自立的に保つ恒温性への進化はどのようなプロセスで進化したのでしょうか。体温を高く、一定に保つ .
至適温度 なぜ必要?
酵素が最も活性化され、バリバリと働くことができるのは37℃の時で、これを至適温度といいます。 酵素が一番働きやすい環境を作り出すため、体温はホメオスタシスによって一定に保たれているのです。
体温調節 なぜ?
ヒトの体温は、脳に組み込まれたサーモスタットの働きにより、ほぼ37℃になるように調節されています。 これは体内の熱の発生と、発生した熱の外部への放散のバランスがとれ一定に保たれているからです。
なぜ低体温になるのか?
近年、平熱が36℃以下という「低体温」の人が増えています。 極度なダイエット、ストレスや老化などが原因で、熱の産生と放散のバランスが崩れたことによるものです。 そのまま放っておくと様々な病気を発症し、突然死の原因にもなりかねません。
へんおんどうぶ?
精選版 日本国語大辞典「変温動物」の解説 〘名〙 環境の温度変化に伴って体温が変化する動物。 無脊椎(せきつい)動物、脊椎動物の魚類・両生類・爬虫類など。 低温域では外温より幾分高く、高温域では幾分低く保たれる。 冷血動物。