後鼻漏は、異常な鼻水がノドの方へ流れ落ちてくる症状です。 いくら鼻をかんでも鼻水は前方から出ず、絶えずノドに流れ込んでしまい、その鼻水を口から吐き出し続けるか、飲み込み続けるしかありません。 その不快感はとても大きく、重症になると食事や睡眠などの日常生活から対人関係にまで弊害を及ぼします。
後鼻漏ってどういう病気?
後鼻漏とは鼻からのどの奥に流れている鼻水のことで普段は全く気になりませんが、鼻水がたくさんのどに流れ込むことで、のどの違和感や咳や痰等の症状の原因になります。 後鼻漏はいくら鼻をかんでも鼻水が前方から出ず、絶えずのどに流れ込んでしまいます。
後鼻漏を治すにはどうしたらいいか?
一般的には抗ヒスタミン経口薬とステロイド点鼻薬が、最も効果的な治療薬と考えられます。 効果以外に、薬の安全性、副作用およびコストパフォーマンスなども考え合わせますと、通常ステロイド点鼻薬(鼻内噴霧薬)が、アレルギー性鼻炎(「アレルギー性後鼻漏」)の第一選択薬としての利用価値が非常に高いと思われます。
なぜ後鼻漏?
●後鼻漏の原因① 鼻粘膜の分泌細胞の増殖や機能亢進による② 鼻粘膜分泌細胞の粘液線毛運動の機能低下による③ 粘性の強い鼻汁が増加する④ 後鼻腔から上咽頭の知覚過敏などが挙げられます。
後鼻漏 放っておくとどうなる?
食欲不振や不眠、集中力の低下 後鼻漏が重症になると、常に鼻を飲み込まなくてはならない不快感から、食欲不振や夜眠れないなどの症状に悩まされることもあります。 また、不快感がある後鼻漏を放置していると、咳や痰(たん)・喉の痛み・口臭などが常に気になってしまいます。