喉仏は最後に頭の骨と一緒に納め、細かい遺灰や残った遺骨もすべて綺麗に納骨します。 ・西日本の場合 小さめの骨壺を使用します。 一部の骨のみ納骨し、喉仏は最後に納めます。 ただ残りの遺骨や遺灰などは納骨しないため、ほとんど残った状態で骨上げが終わります。
喉仏はどこに納める?
故人のお墓には、喉仏以外の全ての遺骨を骨壷に納めて、納骨を行います。 喉仏は別の小さな骨壷に納め、大谷祖廟(おおたにそびょう)東本願寺か、大谷本廟(おおたにほんびょう)西本願寺に納骨されます。 江戸時代、開祖である親鸞聖人のもとで故人を供養したいという気持ちから始まり、習慣となったようです。
お骨 喉仏 なぜ?
喉仏は、まるで仏様が坐禅を組んでいるような形に見えます。 そのため、体に宿っていた仏様と考えられています。 喉仏は、遺骨の中では特に大切な部分です。 火葬後に喉仏がキレイに残っていると、生前に善い行いをしたからとも言われます。
火葬場 残った骨は どうする?
火葬後に残ったご遺骨はどうなる? 火葬後に残ったご遺骨については、砕かれて灰の状態になるのが一般的とされています。 法的にはご収骨後に残ったご遺骨は自治体の所有となり、「不用品もしくは廃棄物(一般廃棄物)として処分することができる」と定められています。
お骨はどうするの?
遺骨は、ご先祖のお墓がある「菩提寺」や、公園のような環境の「霊園」にあるお墓に埋葬するのがほとんどです。 他にも、菩提寺や霊園内にある、遺骨を収蔵する室内型のお墓ともいえる「納骨堂」に骨壺をそのまま納める方法もあります。