のどの奥、口蓋垂の左右にある扁桃(口蓋扁桃)が、細菌やウィルスなどの感染により炎症を起こすことを「扁桃炎」と言います。 急性扁桃炎は、免疫の役割を持つ扁桃が、疲労などで体力が落ちた時などに病原体の感染力に打ち負けると生じます。 急性扁桃炎は、子どもや20-30歳代の若い方によく起こります。
喉の炎症 なぜ起こる?
外敵が入ってくると、のどの粘膜でそれを付着し、外へと追いやります。 ところがのどが乾燥すると、この防御機能が低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。 風邪のウイルスなどに感染するとのどの細胞が破壊され、炎症が生じます。 この炎症が、痛みや腫れの原因になるのです。
喉の痛み どこ?
喉の痛みという症状は、文字通り、喉に痛みを感じることです。 喉の範囲は、おおよそ口を開けて見える舌の付け根の部分から喉仏(甲状軟骨【こうじょうなんこつ】といいます)までの部分をいいます。 そこに痛みを感じた時に喉の痛みがあると言えます。
喉がゼーゼーする 何科?
喉のイガイガやムズムズ、かゆみに加えて、「止まらない咳」を自覚した際には、専門医のいる呼吸器内科を受診するのがおすすめです。
咽頭炎 どこ?
咽頭炎とは、喉の奥、咽頭で炎症が起こっている状態です。 咽頭は、鼻・口から入った空気が直接触れる部位ですので、感染・炎症を起こしやすく、注意が必要です。