後頭神経痛とは、頭痛というよりも頭皮の末梢神経がダメージを受けて痛む「神経痛」のひとつです。 後頭神経には「大後頭神経(だいこうとうしんけい)」「小後頭神経(しょうこうとうしんけい)」「大耳介神経」(だいじかいしんけい)」の3つがあり、これらの神経がダメージを受けることで神経痛が発生します。
頭 神経痛 どんな痛み?
強い針で刺したような、あるいは焼け付くような痛みが特徴です。 後頭神経痛では首の付け根から耳の後ろを通るようにし側頭部へピリピリッとした痛みを呈します。 原因としては末梢神経への圧迫や炎症などが直接のものとしては考えられますがほとんどの患者さんはそのような原因は見つかりません。
頭が一瞬ズキッとする なぜ?
頭が一瞬ズキッとする症状は「後頭神経痛」の可能性が高いです。 後頭神経痛は、左右どちらかの後頭部から頭のてっぺんにかけて、ズキッとした瞬間的な痛みが走り、その後すぐに痛みは消えます。 一瞬痛みを感じた後、頭痛が続かなければ神経痛と考えられます。
脳腫瘍 頭痛 どんな痛み?
脳腫瘍の頭痛の特徴は 鈍痛が約75%であるのに対して拍動性(脈打つような)頭痛は約25%と報告されています。 頭痛を感じる部位としては前頭部が最も多く、後頚~後頭部痛も比較的多いです。
頭の神経痛は何科?
後頭神経痛【こうとうしんけいつう】・三叉神経痛【さんさしんけいつう】:頭の表面の神経に影響して起こり、ピリピリ電気が走るような痛み方をするのが典型です。 脳神経内科への受診を検討してください。